【雪国菜園】一坪畑の家庭菜園~意外とお世話が楽ちん。さつまいもの植え付けから収穫まで~

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一坪畑で収穫したさつまいも 菜園

こんにちは。旭ちゃんです。

春になると,ホームセンターにはたくさんの野菜の苗が並びますよね。

(食べる目線で)どれも美味しそう…育ててみたい!と期待しますが,実際にちゃんと育てられるか(あわよくば費用対効果を得られるか)不安ですよね。

実際にやってみなければわからないので,さつまいも(鳴門金時)に初挑戦してみました。

5月にさつまいもの苗を植え付け,10月に無事収穫できたので,その様子をレポートします。

省スペースの畑で,さつまいも「鳴門金時」の植え付け・収穫まで

さつまいもの植え付け

5月。ホームセンターで4連のポリポットの苗を購入。

区画は120×50㎝と,とても小さいスペースです。

割りばしを斜めに突っ込んで植穴を開け,その中にほぐした苗を突っ込んでいきます。

さつまいもの植え付け

植え付けしたときの記事は,こちらです。植える際の注意点や,実際にやってみた感想も紹介しているので,ぜひ参照してください!

さつまいもの成長記録

6月。どんどん葉が茂っていきます。

つるぼけになりやすいので,収穫まで追肥はしません

苗を衝動買いしたので,畑のスペースが狭く,株間30㎝が目安のところ,株間15㎝になっています。

株間が十分でないので,土の中がどうなっているか,心配です。

さつまいも

7月上旬。ただただ葉が茂っていきます。

害虫もいないし,追肥もいらないし,お世話が楽です!

そう思っていましたが,よーく見ると,葉がかじられて,穴あきになっているものもあります。

蔓(つる)を引っ張りながら持ち上げてみると,元気なあおむしがいましたよ。そっとつまみ出し,処分しました。
観察は大事ですね。被害は最小限です。

さつまいもの葉

さつまいものつる返し

放置していると,伸びてきた蔓(つる)が土に接している部分から,根っこが出てきます。

この根が育っていくと葉が茂り,養分も取られてしまうので,一つ一つのさつまいもが大きく育ちません。

定期的に,この蔓から伸びた不定根を引っこ抜く「つる返し」を行います。

写真は,つる返しして引っこ抜いて出てきた,不定根です。

根が出たさつまいも

7月下旬。毎日,水やりのときに,つる返しをしています。

実際には,つる返しというよりは,全面の砂利に伸びていくようにしています。要は,土に接していなければ(根が張らなければ)いいので。

雨が続いていたせいか,根元の隠れていた部分が黄色く枯れていました。表面的には緑色のきれいな葉だったので,見落としていました。

特に弱った様子もないので,黄色く枯れた葉を取り除きました。

葉が伸びたさつまいも

8月下旬。毎日のように,畑の中のつる返しをしていましたが,ある日ふと,砂利の上を這っていた蔓を引っ張ってみると。

砂利の上にもかかわらず,根が張っているではありませんか!

なんという生命力。根がボーボーです。

さつまいもの害虫など

隣で育てていたトウモロコシナスにはアブラムシがたくさん寄ってきていたし,トマトカラスあおむしの食害に遭ったり,きゅうりも葉がかびたりと,いろいろと大変でしたが,さつまいもはほとんど被害にあいませんでした。

植え付けから収穫まで追肥もいらないし,ほぼお世話なし。とても楽ちんです!

ただ,10月頃,収穫まであと少しという頃から,蔓の先端の葉の方が,シワシワ,くしゃくしゃになっている部分がみられました。おそるおそる葉の裏側を見てみると,1㎝くらいの細い小さい毛虫が,糸で寝床を作っていました!ついにやられた!

助手の息子(3歳)と,寝床にされた葉をどんどん取り除いていきます。こういうのって,一人だと悲しい作業ですが,息子とゲーム感覚でやると捗るし,気分ものってきます♪助手,ありがとうよ!!

また,毎日つる返しがてら,息子と,茂った葉の下にいるダンゴムシワラジムシを観察しています。

石の下にいるイメージですが,やはり日差しが届かない湿ったところが好きなんですよね。もし息子がいなかったら,ダンゴムシとワラジムシの大群に嫌気がさしていたでしょうが,一緒に観察していると面白いので,まーいっか!という気持ちになります。息子,すぐ捕まえます。

ところで,ダンゴムシとかって,食害はあるのかな?さつまいもの成長に害があるのであれば,今すぐ退去願いたい…。体感では,被害はないです!

さつまいもの収穫

さあ,そろそろ…,待ちに待った収穫!!!

10月上旬。立派に伸びた蔓を,すべて取り去りました。写真右上,緑色の半透明のゴミ袋を用意していますが,1枚で収まるわけないだろう私。

蔓を取り除いた後は,こんな感じ。

たった4株なのに,この蔓と葉の量。しみじみ。

マルチも外すと…,

あー!おイモが見えている!!

一坪畑で収穫したさつまいも

せっせと掘り出す,息子と夫。深くまで探してね。

これが,収穫できたすべてです。

「鳴門金時」です。

ここから2~3週間追熟させます。

一坪畑で収穫したさつまいも

さつまいもの保存方法

掘ったままの姿で,外で2~3日,天日干しして十分に乾燥させました。それから保存する作業をする時間がなかったので,とりあえず物置小屋に1週間ほど置いておきました。そして,ひとつひとつ新聞紙にくるんで段ボール箱に入れて蓋をしておきました。

保管場所は納戸です。2か月くらいかけてゆっくり食べました。日持ちしてくれるので,嬉しい。

おすすめのさつまいも「鳴門金時」レシピ

まずは,レンジで焼き芋にしてみました。

甘さ控えめ,水分少な目。ホクホクと,ゆでた栗のような食感。

なるほど,これが「鳴門金時」かぁ。

結局一番いいなって思った食べ方は,お味噌汁でした!くずれにくく,ホクホクしていて,ほのかなおイモの甘さと,味噌がよく合っていました。

しっかりと味付けした甘露煮もよかった。

スイーツにするよりも料理に向いているタイプです。

まとめ

約5カ月かけて収穫できました!

追肥もいらないし,整枝などの作業もいらないし,虫も付かないし,お世話はとにかく楽でした。

コスパでいうと,398円の苗でけっこう収穫できたからいいんじゃない?

何より,収穫は楽しいし,おいしく食べられるというのがいいですよね!
手伝ってくれた3歳の息子と,おやつに収穫したさつまいもを食べる幸せ。0歳児の離乳食にもなりました。こういう思い出が一番ですよね。

要領がつかめたので,また来年も植えようかな♪

それでは!

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