「女性のキャリア研修」を終えて,思うこと

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仕事

こんにちは。旭ちゃんです。

1歳10か月の息子が,冷蔵庫の一番下の野菜室を勝手に開けては,パプリカをむさぼっています・・・。冷蔵庫を開けっぱなしにするのが気になって,でも夕ご飯の支度をしていて手が離せないので,私が足を伸ばして冷蔵庫を閉めると・・・。
今度は息子,冷蔵庫を開け,足で閉める遊びを始めました(泣)

しまった~!母ちゃんの作戦ミス!!

さて,本題に入ります。

「女性のキャリア研修」

以前,ブログで,女性のキャリア研修について思うことをまとめました。

「女性のキャリア研修」に対して疑問に思うこと
女性向けのキャリア研修は,最近取り入れる事業所が増えてきていると思います。目的は様々だと思いますが,キャリアってなんでしょうか。子育て中で勤務時間が限られている女性にも希望を与えられるような研修だとよいのですが。女性のキャリア研修に対して思うことをまとめました。

研修が終わったので,その内容と感想を書きたいと思います。

研修の内容

研修のねらい

女性職員特有の課題に向き合い、より一層充実した職業生活を送るため、キャリアデザインの手法を習得する。各人の今後のキャリア形成の一助とする。

ダイバーシティ経営・女性活躍推進が求められる背景

人口(労働力人口)減少に対処するための労働力の確保

だけじゃなく,

成熟社会において、消費者の多様な価値観を取り込むサービス・製品の開発・提供が求められるなかで、新しい経営力が必要とされている。

女性、若者、よそ者(異業種など)の多様な意見が意思決定の場に必要

※現状では、まだ多くの企業の管理職が、高度経済成長期の価値観、働き方を引きずった、また、終身雇用制度によりずっと同じ組織にいる人たちで構成されていて、新しい発想が生まれにくい。

労働力人口の変遷予測

2060年には・・・労働力人口が減少・4人に1人が75歳以上。

→男性に偏った要員政策は確実に行き詰まりを迎える。親の介護による休職・時短が当たり前になる。

2019年の子どもの出生数は87万人弱。1899年の調査開始以来過去最少。

女性の活躍推進のための企業等の主な取組

女性の活躍推進のため、女性の採用・職域・管理職登用などの拡大、職場風土の改善、働きやすい制度の充実などの取組がとられている。

外部環境分析(PEST分析)

政治、経済、社会、技術等の外部環境の変化に応じ、心構えや行動を変化させる必要がある。

(例えば、グローバル化の進展により語学力が求められる、とか、人工知能の発達により新しい労働環境が求められる、とか)

キャリアとは

自分にとっての仕事の価値,意味,身に付けた能力,将来への展望などを含む

キャリアの中でも,見えていてわかりやすいのが「業績・成果」「スキル」「資格」とか。見えていない部分として,「価値観」「動機」「特性」とか。

「キャリアウーマン」の「キャリア」のイメージしかなかったけど,そうじゃないみたい

キャリアをデザインする

このキャリアを意識しておくことにより,<個人>は自発的にスキルアップに努め,<組織>は成長の機会と場を与え,支援するという関係が築かれ,やりがいを感じて働く職員が,社会の変化に対応できる強い組織を作るという,Win-Winの関係になる。

なんだかよくわからなかったです

キャリアを考える観点として,「役割」「能力」「動機」があり,「役割」に合わせて「能力」を開発・高め,そして「動機」(価値観)を再発見・大きくしていく。というサイクルが生まれる。

働く環境(部署や役職など)によって「役割」が増えたり変化することに伴い,必要な「能力」を身につける必要があり,またそれを「動機」と結びつけることにより,自律的に成長できる。

感想

結局のところ,「自分の描くキャリアビジョンの実現のために,何をすべきか考える」という内容だったので,「女性職員特有の」というわけではなく,男性にも共通する内容であったと思います。

途中,自分の大切にする価値観とその変化を考えるという内容のワークショップで,生活面での価値観において,出産,育児によって変化したという声が聞かれました(自分や夫婦中心の生活から,家庭中心になったとか)。仕事面での価値観においては,特に家庭環境に影響される部分は参加者からは聞かれなかったように思います。

一方,私にとっては,仕事面での価値観に関しては,家事と育児に追われるなか,やりがいの感じられない今の仕事を続けていくことにモチベーションが保てなくなって,もはや価値観としては「収入」しかなくなりました(汗)

子どもがいないときは趣味の時間がたくさんあったので,仕事がつまらないことがそれほど気にならなかったのですが(笑)

そこが今回の研修の気づきです(!)

また,心に響いたのは,以下の内容です。

成熟社会において、消費者の多様な価値観を取り込むサービス・製品の開発・提供が求められるなかで、新しい経営力が必要とされている。
⇒女性、若者、よそ者(異業種など)の多様な意見が意思決定の場に必要

女性ならではの視点で,なにか新しい取組ができればよいのですが。

まとめ

以前ブログで書いた,育児などのために「17時で帰らないといけない人を,あきらめずに働かせてキャリアアップまで結びつける。そういう働き方の方が大事ではないか。」という問いかけに対する答えとしては不十分でした。

想像していた内容と違っていたので,仕方ないです。

「女性=子育てしている」とは限らないので,私自身,自分中心で勘違いしていた部分もあります。

でも,参加者の大半が子育てしていたので,同じ悩みを共有できたのは楽しかったです。
研修の中で,次のような話もありました。『女性は初対面でもフラットに話せる。一方,男性は,まずは上下関係を気にする』と。上の人に先に発言させなきゃいけないみたいな。なんかわかる気がしました(笑)

ざっくばらんな内容ですが,以上,報告でした!

それでは!

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